《陽山会腎透析クリニックの透析システムについて》

当院では最新の透析機器を導入しており通常の血液透析(HD)だけでなくオンライン血液透析濾過(on-line HDF)を行うことが可能になっています。

オンラインHDF2012年認可がおりた治療法で『血液に透析液を混ぜたあと透析とろ過(濾過)を同時におこなうという手法を用います。

透析だけを行うよりも分子量の大きな尿毒素を取り除きやすいため長期透析における合併症を防ぐ効果が期待されている治療法です。

実際に透析アミロイド症や皮膚掻痒感、不眠、皮膚色素沈着、レストレスレッグス症候群などに対してオンラインHDFが有効であるとの報告があります。

オンラインHDF実施にあたっては、血液中に透析液を入れるので、きれいな透析液(細菌や細菌の出す毒素を含まない透析液)を使用しなければなりません。

当院ではきれいな透析液を提供できるシステムを導入しており現在供給されている透析液は市販されている注射点滴薬と同じくらいきれいです。

血液透析

主として拡散(血液と透析液が同じ濃度になろうとする現象)を用いて血液をきれいにする方法で、ろ過は水分除去を目的に使用します。

小さな尿毒素の除去にすぐれていますが分子量の大きな尿毒素を除去しにくいという欠点があります

オンラインHDF

血液透析にろ過(圧力差で血液中の水分と水分中の物質を除去すること)を組み合わせて血液をきれいにする方法です。

あらかじめ透析液を血液に補充しておくことで血液中の水分が失われるのを防ぎます。

小さな尿毒素から分子量の大きな尿毒素まで効率よく除去することができます。

(※ろ過量の目安は50L位で採血データを見ながら調整します)